2016-05-25 第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
海上保安庁では、平成十二年以降、海底での海底地殻変動観測の技術の開発を行い、主に日本海溝、南海トラフ沿いに観測点を展開しており、さらに、平成二十三年東北地方太平洋沖地震後には、観測網を強化するため、南海トラフ沿いに観測点を増設してまいりました。その結果、これまでの陸上における観測のみではわからなかった南海トラフ想定震源域のひずみの分布が明らかになったわけでございます。
海上保安庁では、平成十二年以降、海底での海底地殻変動観測の技術の開発を行い、主に日本海溝、南海トラフ沿いに観測点を展開しており、さらに、平成二十三年東北地方太平洋沖地震後には、観測網を強化するため、南海トラフ沿いに観測点を増設してまいりました。その結果、これまでの陸上における観測のみではわからなかった南海トラフ想定震源域のひずみの分布が明らかになったわけでございます。
具体的には、海底光ケーブルによる地震、津波に関する研究に加えまして、予測精度を向上するための調査研究として、自己浮上型の海底地震計による地震観測、海底地殻変動観測の技術開発、また、過去の地震観測データによる調査を実施する予定でございます。 今後とも、推進本部の計画に沿って、関係機関の連絡のもと、海溝型地震に関する調査観測や研究の推進に努めてまいりたいと考えております。